はじめに

ここでは威沙(いずな)を使用して、縦書きPDFを作成するまでの手順を説明します。
 ※ 注意:作成中

文章作成

これがないと始まりませんので、テキストファイルで文章を作成します。
威沙(いずな)が対応する文字コードはSHIFT-JIS・EUC-JP・UTF-8となっていますが、Windows上で作成したファイルであるならば、通常はSHIFT-JISになっていると思います。

なお、威沙(いずな)は最初の100行を元に文字コードを判定しておりますので、この行数内に日本語文字が少ないファイルや特定しにくい漢字が使われていた場合、誤判定して文字が化ける可能性があります。
この場合は、UTF-8(BOMなし)の文字コードにて使用してください。

なお、テキストファイル中に特定の形式にて記号を埋め込むと、内部処理にてそれに対応したタグに自動的に置き換えてPDF変換が行われます。
(無くても動作には問題ありません)

■ 例

  • ルビ
    [文字|ルビ文字]
     →ルビタグに置き換えられ、ルビが付けられます。
  • 改ページ
    :
    (※行頭に記述してください)
      → 次のページに移動します。

 などがあります。
この記法についての詳しい情報は『PreTNF』を参照してください。

※ また、おまけ的な機能ですが、青空文庫のフォーマットにも一部対応しています。
 (ルビ・傍点などの処理はほぼ再現できていると思います)

威沙(いずな)による変換

ファイル指定

威沙(いずな)を起動し、作成したテキストファイルを指定してください。
■ 威沙(いずな)起動画面

izuna_20160820.png


『ファイルオープン』ボタンか『ドラッグ&ドロップ』にて指定することが出来ます。

izuna_new_04.jpg


なお、出力先はデフォルトでテキストファイルのある場所が指定されます。

変換

威沙(いずな)のボタン『PDF変換』をクリックし、PDF変換を実施してください。

izuna_new_02.jpg


変換が完了すると、テキストファイルがあった位置に『テキストファイル名(拡張子をのぞく).pdf』というPDFファイルが作成されています。

出力形式はデフォルトで文庫本見開きイメージとなっています。
他にもA61ページ単位・A5平綴じなどの出力形式を選ぶことが出来、プロファイルコンボボックスから選択することができます。
各出力の結果については『生成データ例』を参照してください。

もう少し進んだ使い方(TNFファイル形式)

本来、威沙(いずな)ではTNFというタグ形式のフォーマットにて元データを記述します。
こちらでは、目次やタイトル、挿絵の挿入機能などを使用することができます。

ただ、常にこの形式での記述は煩雑であるため、テキストファイルからTNFを出力する処理を威沙(いずな)は実装しています。
『TEXT->TNF変換』ボタンがその機能になります。

izuna_new_03.jpg


実はテキストファイルからPDFへの変換は直接変換を行っておらず、内部で一度TNFに変換してから縦書き組版処理を実施するようになっています。
このTNF変換処理をファイル出力に回した処理がこの機能ということになります。

試しに適当な文字列を書いたファイルをTNF変換してみてください。

<title>タイトル</title><!-- タイトル -->
<volume>サブタイトル・巻数など</volume><!-- サブタイトル -->
<writer>作者名</writer><!-- 筆者 -->
<url>http://dokozono.xx/</url><!-- 作者のURL -->
<mail>dareka@dokozono.xx</mail><!-- 作者のメールアドレス -->
<circle>サークル名</circle><!-- サークル名 -->
<illustrator>イラスト担当</illustrator><!-- イラストレータ -->
<iurl>http://dokozono.xx/</iurl><!-- イラストレータのURL -->
<imail>illustration@dokozono.xx</imail><!-- イラストレータアドレス -->
<thanks>協力者1</thanks><!-- 協力者 -->
<thanks>協力者2</thanks><!-- 協力者 -->
<thanks>協力者3</thanks><!-- 協力者 -->
<edition>2009年 5月 6日 初版 </edition><!-- 改訂履歴 -->
<edition>2009年 5月 7日 1版 </edition><!-- 改訂履歴 -->
<edition>2009年 5月 8日 2版 </edition><!-- 改訂履歴 --> 
<!-- ルビマッピング -->
<br/>
テストテキストファイル<br/>


このようなファイルがテキストファイルと同じ位置に拡張子が.tnfで保存されます。
このファイルは先ほどのテキストファイル同様に、ファイルボタンまたドラッグ&ドロップにて威沙(いずな)にファイルを指定することが出来、PDF変換を実行すればPDFが生成されます。

このうち、タイトルやサブタイトルを指定すると、『出力設定』の『目次・奥付』チェックボックスをONにした場合、中表紙が生成され、タイトル・サブタイトルが付与されます。
他にもサークル情報や作者名を記載すると、自動生成された奥付に記載されます。

■ 上記例の変換結果(目次・奥付 付与)


わたし自身も普段はTNFを直接記述しておらず、テキストファイル(前述の簡易記号埋め込みの形式『PreTNF形式』)にて本文を作成しています。
PDF出力が必要となったときに、このTNF変換機能を使ってTNFを生成し、TNFに詳細な調整を行ってからPDFを生成しています。


このTNF形式についての詳細は、リファレンスを参照してください。



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Last-modified: 2016-08-26 (金) 22:29:29 (722d)